こんにちは、れいです。
先日の「ハワイ8島のお花とカラーをご紹介します。」にも書いたのですが、ハワイ諸島のハワイ島では、活火山のキラウエア山が今も噴火を続けています。
溶岩が海に流れ込み、日々、島の面積が変わっているとか。
そんな、ハワイ諸島ですが、北西に少しずつ移動しているってご存じですか？
ハワイ諸島が乗っかっている火山の太平洋プレートが、北西に動いているんです。
ハワイ諸島は火山を繰り返しながら、1年間に約10cmずつ動いているらしいです。
そのまま北西に行くと日本があります。
ハワイ諸島が日本に近づいてくる！？
とは言っても、日本からハワイが見えるくらいになるのは、約8000万年後くらいです。
ハワイ諸島は北西にいくほど古いのです。なので、一番古い島は北西にあるカウアイ島です。
火山活動は終了しています。長年の雨風の浸食によってナパリコーストなど渓谷や緑が目立ちます。おじいちゃん島ですね。
次に、オアフ島。成人の島、といったところでしょうか。こちらも緑多い島です。
次に、マウイ島。ハレアカラ火山があります。山頂は、緑少なく他の惑星みたいです。
SF映画のロケも行われました。
そして、一番新しい島がハワイ島です。子供島ですね。
まだまだ火山活動が盛んです。
神話では、ハワイ島には、ペレという火と火山の女神が住んでいるとか。ペレは非常に美しい女神ですが、怒りっぽく、嫉妬深いのです。怒ると火山を爆発させてしまうのです。
以前、キラウエア山を訪れた時、「溶岩のかけらをお土産に持って帰ってはいけません。ペレが怒ってしまうので。」と言われました。
また、溶岩に上にも咲くハワイ島のお花オヒア・レフアにも伝説があります。
オヒアという青年と、レフアという女性は愛し合う恋人同士でした。
女神ペレがオヒアに一目ぼれしますが、オヒアはペレを拒否します。
ペレは怒って、二人を引き裂き、オヒアを木に変えてしまったのです。
泣き暮らすレフアを見て、反省したペレは、レフアをオヒアの木に咲く赤い花に変え、二人を一緒にしました。
今でも、地元ではレフアの花を摘むと雨が降るとか、オヒアの木を折ると雨が降ると言われています。二人の涙ですね。
最後に、ハワイ島の南東に赤ちゃん島が出来つつあります。
ロイヒという海底火山です。
でも、海面上に顔を出すのは、約1万年後くらいらしいです。
残念ながら私たちが見る事はできませんね。
今回もハワイ雑学でした。
今度ハワイに行くときは、ペレが怒りませんように。
それでは、また。
