こんにちは、れいです。
以前からちょっと興味のあった手作り味噌。
近くの公民館で手作り味噌教室の開催予定があったのですが、(たしか参加費2000円くらい)コロナ過の影響で中止。
ならば、自分で材料をそろえて作ってみようと、思いました。
ネットで見つけた手作り味噌セットを購入しました。1000円くらい。
中に入っていた材料はこちら。
大豆水煮150g、食塩35g、種醤(無添加)50g、粉米麴(無添加)130g。
あと、水70ml必要です。
買う前にちゃんと確認しなかった私が悪いのですが、発酵機が必要です。
買うと1万円以上します。
うちにあるヨーグルトメーカーで出来るかな。
作り方の説明書によると、発酵機は54℃の温度に設定してください、と書いてあります。
私が持っているヨーグルトメーカーは、温度調節ができなくて、通電中の本体温度は43~45℃、と温度が低いのです。
発酵時間を長くすれば、いけるかな?やってみよう。
作り方。
- 大豆の水煮をつぶす。
袋に入ったままの大豆水煮を手でつぶします。
袋から出して、ミキサーやすりこぎでつぶしでもOKです。
よくつぶしておくと、粒粒感がなくなめらかに仕上がります。
私はミキサー出すのが面倒だったので、手でつぶし、その後すりこぎでつぶしました。
- 材料を混ぜる。
つぶした大豆の水煮、種醤、粉米麹、食塩、水の順に容器に入れ、スプーンなどでよくかき混ぜます。
水を入れた状態でも、ボソボソして水分が少なく見えますが、大丈夫です。 - 発酵。
発酵機の場合、温度は54℃、時間は96時間(4日間)で発酵させます。
私が持っているヨーグルトメーカーは、1リットルか500mlの牛乳パック用なので、1リットルの空の牛乳パックをよく洗って材料を入れました。
10時間後と48時間後によくかき混ぜると、全体的にむらなく発酵が進むとの事なので、まぜまぜしました。
1リットルの牛乳パックは高さがあって混ぜにくいです。500mlのパックの方がよかったかも。
発酵時間は96時間(4日間)では、足りないと思うので、6日間発酵させました。
最初は、麹の匂い(昔、実家でストーブの上で甘酒を作った匂い)がしましたが、途中でその匂いはなくなってきました。
心配しましたが、6日間発酵させたのがこちら。
1リットル牛乳パックは混ぜにくいので、半分に切りました。
味噌っぽくなりました。
そのまま舐めたら、味噌だ!ちょっと塩味が足りないかな。
でも、下の方が色が濃く、しょっぱかった。よく混ざってなかったのですね。
400gちょっとありました。
タッパーウェアに移し、冷蔵庫で保管します。
もうかき混ぜる必要はないようです。
なるべく空気に触れないようにすることで、カビの発生を防ぎます。
カビは生えたら、その部分を取り除けば大丈夫だそうです。
賞味期限は、冷蔵庫に移してから3ヵ月くらいです。
これで完成なので、食べられます。
が、冷蔵庫に移した後も、ゆるやかに熟成がすすみ、素材の味がなじむそうです。
息子の好きな、油揚げと豆腐のお味噌汁を作りました。
素朴な味、田舎のお味噌汁って感じです。
つぶつぶが下に残ります。
家族は一応美味しいと、言ってくれました。
思った以上に、上出来です。
基本、混ぜて発酵するだけなので、難しくはなかったです。
冬なので、カビも生えませんでした。
今回は、手作り味噌セットを購入しましたが、大豆の水煮と米麹と塩があれば出来そうです。
また、作ってみようと思います。
今度は、ミキサーを使って、よくかき混ぜます。
それでは、また。