こんにちは、れいです。
またまた横浜散歩。
昨日は、みなとみらい線の「元町・中華街」駅を降り、山下公園方面へ向かいました。
以前から、行ったみたいと思っていた「氷川丸」を見学してきました。
氷川丸
氷川丸は、1930年にシアトル航路用に建造された貨客船です。
当時は最新鋭の船だったそうです。
戦争中は、海軍特設病院船になりました。
戦後、1953年にシアトル航路に復帰、1960年に引退します。
1961年に山下公園前に係留保存され、2008年に「日本郵船氷川丸」としてリニューアルオープンしました。
戦前に日本で建造され現存する唯一の貨客船です。
2016年に重要文化財に指定されました。
全長163.3ｍ、船幅20.12m、総トン数11622トン、最高速力18.38ノット、船客定員286名。
船内は見学できます。
開館時間は、10：00～17：00（入館は16：30まで）
月曜日は休館です。
入館料は、大人300円、シニア200円、小中高生100円。
（HPに優待券がありますよ）
船内は、客室が見学できる「客船エリア」、乗組員の仕事場を紹介する「乗組員エリア」、氷川丸の歴史がわかる「展示エリア」があります。
エントランスは、Bデッキです。
Bデッキでは、一等児童室と一等食堂が見学できました。
今で言う託児所ですね。
階段を上がって、Aデッキには、一等読書室、一等社交室があります。
グランドピアノもありました。
船内郵便局。
Aデッキの展示室では、横浜を出発してシアトルに向かう船旅の様子を、実物資料とエピソードで紹介しています。
一等喫煙室。
主に男性が食後に談笑する社交場だったようです。
そして、一等客室、一等特別室も見学できました。
立派なお部屋です。
特別室にはバスタブもありました。
戦前の船とは思えませんね。
Aデッキの上は、N1デッキ、N2デッキ、N3デッキです。
N2デッキの船長室。
N3デッキの操舵室。
Aデッキに戻ります。
こちらは屋外デッキ。椅子に座ってぼーっと海を眺めたいですね。
こちらのオープンデッキは、土日祝日は開放されるらしいです。
Bデッキ、Cデッキへ下ります。
Cデッキには、ギャレー（厨房）、三等客室があったようですが、見学はできません。
氷川丸の航跡の展示室がありました。
あと、機関室があり、施工当時のエンジンが現役時代そのままに残されていました。
Cデッキが出口です。
その前に、氷川丸内部イラストと模型がありました。
私的にはとっても面白かった見学でした。
もっと入館料取ってもいいのに。
タイタニックの世界だ～って感じです。（タイタニックの方が古いです）
船内は、けっこう天井が低かったです。
見学順路は床に矢印のテープが張ってあるので、迷う事はありませんでした。
目の前の山下公園では、横浜ローズウィークが、開催中です。
5月3日～6月11日まで。
ばらが見頃ということでしたが、ちょっと終わりかけかなぁ。
ばらもすごかったですが、人もすごかったです。
それでは、また。
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