こんにちは、れいです。
前回の続きです。
ロティスリー・レイでランチを食べた後は、歩いて帆船日本丸まで行きました。
天気が良かったので、日本丸が映えますね。
帆船日本丸は、1930年(昭和5年)に建造された練習帆船です。
帆船は大きな帆で風を受けて進みます。
帆を広げたり、たたんだりするのは、機械ではなく実習生です。
日本丸は、1984年(昭和59年)に引退するまでの54年間、11500名もの船員を目指す実習生を育ててきました。
2017年(平成29年)に国の重要文化財に指定されました。
現在、日本丸はみなとみらい21地区の日本丸メモリアルパーク、第一号ドックに係留され、一般公開されています。
JR根岸線、市営地下鉄「桜木町駅」、みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」の各駅から徒歩約5分。
入館料は、一般の人:400円、65歳以上:250円、小中高生:200円、未就学児:無料。
小中高生は、土曜日は特別料金で100円です。
開館時間は、10:00~17:00(最終入館16:30)
月曜日が休館日です。月曜日が祝日にあたる場合は開館。
あと、年末年始、その他臨時休館日もお休みです。
では、船内に入っていきます。
操舵室。海図も置いてありました。
船首部分。
この日本丸には、船首像(フィギュアヘッド)はありませんが、日本丸Ⅱ世には、合掌している女性像が設置されているとか。
一人でぶらぶら見ていたら、ボランティアガイドのおじさんが声をかけてくれて、「案内しますよ」と言ってくれました。
50年前にこの日本丸で船員をしていたそうです。
丁寧に案内していただきました。
船員のお部屋。8名定員です。ベッドが狭いですね。
船乗り結び。
ロープの端がほどけないようにするものですが、現在ではテープとかで巻いているそうです。
エンジン部分。これだけ長い間動いたエンジンは珍しいとか。
総機長室。
客船とかでやっているタオルアートが施されていました。
実際には、船室にタオルアートなんてやってなかったよ、ってガイドさん。
GPSや衛星などなかった時代に、これらの道具を使って、船の位置や速度を30分もかけて計算したらしいです。
医務室。手術台もありました。
機関部食堂。右側にテーブル、左側に流し台がありました。
調理室。
食堂、研修室。
船長公室。皇族の方も座ったソファ。
船長私室。灰皿がありました。
船長の浴室。バスタブもあってすごいですね。
士官サロン。
明かり取りと風通しのため、ステンドグラスが天井に。素敵です。
今では無用の長物、オメガ航法装置。あと無線室。
外に出ました。
船尾の方には、手動舵輪が2つありました。
ここで、ガイドさんとはお別れ。
あ~、面白かった。400円なのに、見どころ満載でした。
ほんとは、先月、総帆展帆(そうはんてんぱん)を見に行こうと思っていたのです。
都合が合わず、、、
総帆展帆とは、普段はたたんであるすべての帆を広げる事です。
29枚のすべての帆を広げた美しい姿は「太平洋の白鳥」とも呼ばれました。
総帆展帆は年に約12回実地されています。
スケジュールはこちら。次は9月です。
帆は、ボランティアの方が広げているそうです。
あんな高いところに登っての作業ってこわくないの?
7年前、たまたま総帆展帆の日に、桜木町に遊びに行った時の写真。
曇り空ですが。。。
現在は、2代目の日本丸が活躍中です。
初代の日本丸は、船舶安全法に基づく定期検査を毎年受けているとの事でした。
つまり、今でも動く船なんですね。
横浜みなと博物館との共通券がお得です。
また、Web前売りチケットもあります。
今度は、横浜みなと博物館にも行ってみよう。
それでは、また。